今年韓国内の劇場で公開した「사랑의 하츄핑 愛のハチュピン(サランエ ハチュピン)」というアニメが話題になりました。
子どもたちはもちろん、大人心まで掴んでいるらしいですが、この「愛のハチュピン」のもともとの原作となるのがテレビアニメーションの「キャッチ!ティニピン」です。
「キャッチ!ティニピン」は韓国の子どもたちの「초통령 チョトンリョン」、つまり、「小学生の大統領」と呼ばれるくらい大人気だそうです。
本日は韓国人の私が、この「キャッチ!ティニピン」と「愛のハチュピン」の世界観やあらすじについて簡単にご紹介します。
<愛のハチュピン」と「キャッチ!ティニピン」
「愛のハチュピン」はテレビアニメシリーズ「キャッチ!ティニピン」の第1期の劇場版で、「キャッチ!ティニピン」テレビシリーズの第1期の前の出来事を描いた前日譚(オリジナルの物語の前に起こる出来事に焦点を当てた作品)です。
「キャッチ!ティニピン」シリーズは2020年からテレビ放送が始まり、すでにシリーズは4作目となり今月(2024年10月)に第5期の放送が開始される予定です。
劇場版も3部作の制作が予定されています。
「キャッチ!ティニピン」の世界観とあらすじ
ティニピンのキャラクターの種類はすでに約90個体も公開されているそうですが、この「ティニピン」って一体何でしょうか?
「ティニピン」とは?
「ティニピン」というのは簡単にいうと「心の妖精」です。
ティニピンたちは生まれ持った感情に応じて名前が付けられ、それぞれの特性に基づいて魔法を使うことができます。
「キャッチ!ティニピン」のあらすじ?
ティニピンたちは、「エモーション王国(emotion 感情の王国)」に住んでいましたが、王国のプリンセスであるローミーのミスにより、全員が地球に落ちてしまいます。
ローミーは女王になるために、地球に散らばってしまったティニピンたちを再び捕まえて集める任務を与えられ、地球へと向かいます。
こうしてローミーは地球の「ハーモニータウン」に住むことになり、ティニピンたちを見つけては捕まえて集めるというのが「キャッチ!ティニピン」のストーリーです。
しかし、ティニピンたちの中には、悪い感情が反映されたものもいて、そう簡単には捕まりません。
ローミーはそういった悪い心を持ったティニピンたちと戦い、彼らを捕まえなければなりません。
ロイヤルティニピン
ティニピンの中には、お腹に王冠の模様が入った「ロイヤルティニピン」がいて、「ロイヤルティニピン」たちは主人公が魔法少女に変身出来る力を持っています。
各シリーズごとに異なる「ロイヤルティニピン」が登場しますが、その中でも「ハチュピン」というティニピンは、最初からずっと主人公と行動を一緒にする、いわゆる「ピカチュウ」のような存在です。
まとめ
本日は、韓国で大人気の「愛のハチュピン」「キャッチ!ティニピン」についてご紹介しました。
「愛のハチュピン」はテレビアニメシリーズの「キャッチ!ティニピン」の第1期劇場版で、プリンセスのローミーが地球に散らばった心の妖精であるティニピンたちを捕まえて集めるというストーリーでした。
調べてみると、韓国では「ティニピン MBTI テスト」もあるぐらいの人気っぷりでした。
読んでいただきありがとうございました。
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